ナノ化されたコラーゲンと高分子コラーゲン

女性起業家のための女性支援団体フェアリークラブの皆様 こんにちは

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今年ももう11月、日本は四季があり楽しむことができますが、次第に寒くなってくると思うと動きが鈍ってきますね。笑

前回のコラムでは、【衣食住のアンチエイジング】のうちの「住」、生活雑貨の安全性について少しお話ししました。合成成分無添加、殺菌剤無添加、界面活性剤フリーでも、ノロウイルスやインフルエンザ菌を除去して感染予防ができること、皮膚から吸収される毒素(薬用成分は蓄積されることで発ガン作用などがある。)を入れないように考えようというものでした。体に入ったものをデトックスさせるより、まずは必要以上に入れないようにすることが良いと考えるからです。

あわ

今回は以前から美しさを求める女性達に人気の「コラーゲン」についてお話しします。

 

◾️コラーゲンの種類と作用効能について

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良質のコラーゲンは例えば肉を加熱調理した後、さめた時にゼリー状に残る煮こごりの部分のこと。調理して自然にできた分を食するのはいいことですが、医学的データによると多分その分だけでは一日量として少ないと思われます。

コラーゲンは何のために食するかの目的によっても多少必要な量は異なりますが、エビデンスを持って体に良い作用をしているというのは1日5g以上です。

これは医療機関向けに開発した豚の高分子コラーゲンの話ですが、女性が目指す美肌、美髪にも有効とデータが出ています。

 

グラフ

例えば毎日摂取し、1ヶ月後、2ヶ月後の皮膚・肌のきめ細かさを調べたところ、徐々により安定したきめの細かい肌を取り戻していることがわかりました。3550歳の健康な女性を対象にコラーゲンを15g8週間摂取した場合の肌の改善効果を摂取前、4週間後、8週間後において評価。肌のキメ細やかさでは、相対的に137%の改善が見られた(摂取前を100として)。ピンクがコラーゲン摂取群、ブルーはプラセボ。

 

また体はどの部分もコラーゲンを沢山保有し、まさにコラーゲンでできています(沢山のタンパク質で構成されている体の約1/3がコラーゲン)。年齢と共に20歳代からコラーゲン量は減少、コラーゲンの質も劣化してきます。取り込むコラーゲン量が減ること、中で作られるコラーゲン量が減る、質が落ちる・・などのことから、体を健康で美しく保つことが難しくなっていきます。年齢を重ねていくと、メタボ、ロコモなどにも繋がっていきます。

 

そのことから良質・高品質のコラーゲンを日々摂取することが大切とわかります。

またこの豚の高分子コラーゲンを、他の鶏、牛、魚などのコラーゲンと比較実験したところ、

豚が最も発ガン抑制作用があることもわかりました。

 

現在の世の中、ストレスや環境ホルモンや様々な原因から病気になる、癌になるリスクは拭えません。何をやってもバランスや遺伝的要因、原因不明という場合もありますので絶対病気にならないということはないと思いますが、未病のうちに予防できる、そんなエビデンスのある食材を知りながら食べていくことも大切だと思います。

 

高品質コラーゲンの作用には・・

・美肌、美髪、

・爪、歯、骨、筋肉を強化する

・関節などの痛みを軽減する

・血管を柔らかくし、動脈硬化予防

・発ガン抑制作用、高分子が免疫機能をアップ

・眼

 

 

◾️コラーゲンを含むフードは多品種販売されています

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匂いや癖のあるものないもの、質の違いなどは実際に食べたり、よほど調べていかないとわかりません。折角お金を使って購入し、良いのだろうと思って食べるのであれば、皆さんには本当に良いものに出会って頂きたいと思います。

コラーゲン

既成の食品も悪くはありませんが、自由自在にご自身で用いることのできる粉末状のものもいいですね。そのまま飲み物に溶かして飲んだり、お料理に使ったりできます。

 

ナノ化されているものは粒子が小さく細胞内に取り込みやすい状態ですが、コラーゲンのペプチド(鎖のように繋がったもの)はどの部分が何に有効であるか、まだ解明されていません。つまり小さく切ってしまったコラーゲンは、折角取り込みやすくても自分に必要な作用をする部分を取り込めているとも限らない。その点高分子コラーゲンはペプチドを切らず丸ごと食べますので、コラーゲンが持つ全ての作用効能を体内に入れることができます。

高分子であるためナノ化された低分子コラーゲンに比べ細胞の隙間に入り込める数は少ないですが、入った分は長い時間作用します。

 

 

 

◾️体や心を元気・綺麗でいさせる為に

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どちらにせよ毎日何かを食べる私たち、栄養素のバランスをよく、暴飲暴食は控え、一食ごとの食材の種類は多くする。自分に足りない栄養素や作用効能を持つ食材、旬で美味しく栄養価の高いものを食べる。新鮮で余分な加工をされていないものを選ぶ・・・など、少し気をつければ単にお腹をいっぱいにする、気持ちを満たす、エネルギーの元にするだけでない良いことが沢山後からついてきます。

そういう意味ではコラーゲンに限らず、それぞれの食材がどんなものかを知っていくことは興味深く、私たちの人生に大きな作用を為すこと。

そんな事を知って実行することは、忙しい日々の中に新たな楽しみや癒しの時間として役立ってくれることでしょう。